小学生の子どもが不登校になった時…
頭を悩ませる問題が、『親の仕事はどうするべきか』。
特に小学校低学年の子どもが不登校になった場合、仕事の間一人で留守番をさせて良いものか心配になりますよね。
ここでは、実際に子どもが不登校になった時のライフユー編集スタッフの対応について、お話していきます。
共働きだと不登校になりやすい?親の仕事と不登校の関係
不登校と共働きの関係について調査しました。
近年、共働き家庭の割合は増加し続けています。
最新のデータによると、令和2年には共働き世帯が1,240万世帯となり、全体の68%を占める割合になりました。
では、次に小学生の不登校児の推移をみてみます。
グラフを見ると、2013年以降に急激に不登校児が増加していることがわかります。
「共働き等世帯数の年次推移」と「小学生の不登校児数の推移」を比較すると、前者は緩やかな増加ですが後者は2015~2016年を境に急増しています。
このグラフを見る限り、2013年以降に変化した社会的背景に大きな原因がありそうです。
2013年頃と言えば…スマートフォンやYouTube、SNSが普及し始めた頃。
あくまで推測ですが、スマートフォンやタブレットでyoutubeなどの動画配信が充実し、自宅にいても楽しめるツールがたくさんある、ということも増加の一因として考えられますね。
ただ、共働きの増加が不登校と全く無関係であるとは言えません。
小学生の不登校の原因を見てみると…
小学生の不登校の原因の上位に、「親との関わり方」が入っています。(小学生の不登校原因3位/2021度)
両親ともに共働きの場合、子どもにゆっくり向き合う時間と心の余裕が持てず、子に孤独感を与えてしまうことは考えられます。
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今やクラスの7割が共働き家庭。
文部科学省の統計では、小学生の不登校児の割合は各学年2人ほど※ですので、「共働き=子どもが不登校になりやすい」という考えは誤りだと言えます。
(※文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査/統計表一覧(※政府統計の総合窓口(e-Stat)のホームページへリンク)」参照)
しかし、昭和の専業主婦が多い時代と比べ、親と子がゆっくり向き合う時間は確実に減っていますし、小学生の不登校の原因の上位に「親との関わり方」が入っていることは認識しておくべきでしょう。
「共働き=子どもが不登校になりやすい」は誤りだが、共働き家庭の増加で子との時間は減っている
【小学生の不登校】親の仕事はどうする?子は留守番?
さて、ここからが本題です。
小学生のわが子が不登校になった場合、母親もしくは父親は仕事を辞めるべきなのでしょうか?
- まだ小学1年生だから、一人で留守番させるのも心配
- 親がいない日中は、勉強せずに好きなことばかりしている
- 仕事が忙しくて勉強など不登校のフォローが全然できていない
- 仕事を辞めて子どもに寄り添えば、不登校が解消されるかもしれない
こんな風に悩んでいる親御さんは多くいらっしゃるかと思います。
コロナ禍によりフルリモートへ
自宅で仕事ができる環境でしたが、フルタイム勤務のため日中長女の勉強を見たり、運動に付き合ったりといったことはできず、気持ちばかり焦っていました。
それでも、わが家は私がフルリモートのフレックスタイム制だったのである程度融通も利きますし、恵まれた環境であったと思います。
フルリモートから一部リモートへ
その後…フルリモートから週2日の一部リモートに変更になることに。
一部リモートに変更になる頃、長女は少しずつ登校できるようになったものの、母子登校で遅刻・早退する日も多かったため、仕事を続けるべきか本当に悩みました。
長女の様子を見て散々悩んだ結果、私は当時の仕事を退職し、自宅でできる在宅ワークをすることに決めたのです。
仕事を退職して在宅ワークへ
なぜ、正社員の仕事を辞める選択をしたかと言うと、
- 私自身、仕事に家事に長女の不登校問題、次女の育児にとキャパシティオーバーしている自覚があった
- 子どもたちとしっかり向き合う時間と心の余裕が必要だと日々感じていた
- 長女が休んでいる日も日中仕事が忙しく、勉強について尋ねられても後回しにするばかりで常に後ろめたさがあった
- 当時の長女にはいつでも家に帰れるという安心感が必要だと感じた
=「とにかく親の心の余裕が持てる、前向きになれる選択が正解だ!」と考え、仕事を辞める選択をしました。
子どもが不登校になったからと言って、親の仕事を辞めるべきだとは考えていません。
子どもの不登校の理由や期間、子の様子、父母の仕事の勤務時間、祖父母のサポート、経済状況など、各家庭によって選択はさまざまだと思います。
子どもが不登校になったとき仕事は続けた?皆のアンケート
クラウドソーシング上で募集したアンケートによると、小学校低学年の場合、日中祖父母にサポートをお願いできる家庭は仕事を続けた方が多かったです。
しかし、祖父母にサポートをお願いできない家庭の場合は母親が時短勤務に変更、又は仕事を退職した方が多くみられました。
一方で小学校高学年の場合は、仕事を続けている親御さんが多かったです。
わが家は母親が仕事を退職し在宅ワークに変更する選択をしたが、各家庭の状況によって判断は異なる
【小学生の不登校】わが家の選択肢は…クラウドソーシング!
在宅ワークといっても、ひと昔前の内職のような仕事ではありません。
今はクラウドソーシングサービスを通じて、インターネット上で様々な仕事を受注できるのです。
私自身、後ほど紹介する3つのクラウドソーシングサイトに登録し、実際に様々な仕事を受注しました。
<私がクラウドソーシングで受注したお仕事例>
仕事内容 | 報酬の時給換算 | メリット | デメリット |
アンケート・モニター(単発) | 10~500円/時間 | 隙間時間で簡単にできる、最初の評価集めに最適 | まとまった報酬にはならない |
記事執筆、ライティング(単発/継続) | 800~2,000円/時間 | 好きな時間に仕事ができる | 案件によって単価が大きく異なる、向き・不向きが分かれる |
調査業務(単発/継続) | 1,000~3,000円/時間 | 好きな時間に仕事ができる | 案件によって単価が大きく異なる、調査対象ジャンルについて最低限の知識が必要 |
架電業務(単発/継続) | 1,400円/時間 | 日中であれば好きな時間に仕事ができる | 向き・不向きが分かれる |
事務業務(継続あり) | 1,000~1,200円/時間 | 覚えてしまえば単調な仕事内容なので負担が少ない | 案件によって勤務時間が自由な場合と時間が指定されている場合がある |
始めの頃は、アンケートやモニター、ライティングの仕事を受注し、評価集めをしました。
クラウドソーシングで様々な仕事を受注しましたが、最も時給換算して単価が高かったのは、キーワード調査業務のお仕事でした。
たまたま高単価案件に巡り合ったのですが、時給換算すると3,000~4,000円ほどになり、月給も20万円を超えていました。
4ヵ月ほど継続して受注していましたが、依頼ジャンルの調査が完了し案件が終了になりました。
結果的に、現在継続してお仕事を受注しているのは、通販会社のカスタマーサポート兼事務のお仕事です。
私が現在進行形で働いているその通販会社は、私と同じく不登校児を抱える親御さんも在宅勤務しています。
在宅勤務をしているスタッフは皆、お子さんが小さかったり、親の介護が必要だったり、不登校児がいるご家庭だったりと事情は様々ですが、お互いの悩みを共有し助け合いながらお仕事をしています。
そのため、それぞれの事情に合った勤務時間で働いており、仕事の負担がとても少ないです。
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在宅ワークは心身の負担が少なく、不登校問題と両立しやすい
子どもが不登校でも働ける!在宅ワークとスキルアップ
ここからは、登録しているおすすめのクラウドソーシングサイト2つとおすすめのオンライン講座1つをご紹介します。
在宅ワークを始めようかなと思っている人は、まず下記で紹介する『クラウドワークス』と『ランサーズ』の2サイトに登録すると良いですよ。
スキルアップしたいという方は、主婦・ママ向けWEBデザイナー講座『Fammママ専用オンラインスクール』も選択肢のひとつです。
筆者の経験談も載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。
クラウドソーシング
『クラウドワークス』と『ランサーズ』は、日本最大級のクラウドソーシングサービスであり、案件のジャンルも多岐に渡ります。
①時給1,500円以上の高単価案件が豊富!『クラウドワークス』
ランサーズと並んで日本最大級のクラウドソーシングサイトである『CrowdWorks(クラウドワークス)』。
クラウドワークスは、高時給のお仕事が豊富にあります。中には手取り時給2,000円の高時給案件も!
ランサーズとの違いとしては、事務・経理・入力作業といった一般事務の高時給案件が多い印象です。
②スポット仕事も多数!日本最大級のクラウドソーシング『ランサーズ』
現在継続している通販業務は、『Lancers(ランサーズ)』で受注しているお仕事です。
私自身、最も利用しているのがランサーズですね。
先ほど紹介した超高単価案件もランサーズで受注しました。
ランサーズは高額なライティング案件が豊富なので、自身の経験を活かせるジャンルの記事執筆もおすすめ。
また、高額単発案件も定期的に募集がでていますので、まずは登録して自分に合った案件を探してみましょう。
ママ向けオンライン講座
「Famm スクール」は、お子さんがいても安心して受講できるママ専用のオンライン講座です。
自宅で安心!ママのためのオンライン講座「Famm スクール」
運営会社は株式会社Timers。子育て家庭向けの写真アプリ「Famm」や法人向け「アシスタントオンライン」事業などを手がけています。
「Famm スクール」で学べる内容は「WEBデザイン/グラフィックデザイン/動画制作」の3つ。受講期間は1ヶ月で全5回のオンライン講座を受講します。
ココがおすすめ
- 未経験でも安心!最大8人の少人数グループ制
- ノートパソコンのレンタル(11,000円(税込)/1.5月)
- 卒業後の案件保障(最大5回)
- 中級レベルの動画講座が半永久的に無料視聴可能
「興味はあるけどいまいち一歩が踏み出せない」という方は、無料の電話説明会で心配事や不安を解消しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、小学生の不登校について「親の仕事はどうするべきか」を私の体験談を交えて紹介してきました。
わが子が不登校になったとき、「仕事を辞める・続ける」かは、各家庭の状況によって正しい判断は異なります。
私の経験談が誰かの役に立つことができれば嬉しく思います。