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【不登校の小学生】タブレット教材比較情報
近年、増加の一途をたどる不登校児童。
文部科学省の調査によると、2021年度の全国の不登校児童・生徒数は24万4940人を記録しています。
前年度(2020年)に比べ4万8813人増加し、過去最高数です。
小学校1年生についても、不登校児の数は4532人にのぼります。
参照:文部科学省「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果 (PDF:1,146KB)」より
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不登校は保護者にとっても初めてのことで、どのように対処したらいいのか悩む方も多い問題。
お子さんの今後の学校生活にも関わることですので、まずは保護者の方が不登校に関する情報を知り、見通しを立てておくことが重要です。
そこでこの記事では、「小学1年生」の不登校・行きしぶりの原因について解説します。
学校との連携についても触れているので、お子さんの不登校・行きしぶりに悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
この記事でわかること
- 小学1年生の不登校・行きしぶりの原因は?
- 小学1年生の不登校・行しぶりの対処法
- 不登校でも出席扱いできる方法がある!
小学1年生が「学校に行きたくない」登校拒否・行きしぶりの原因とは?
では、小学1年生が「学校に行きたくない」と訴える原因はどこにあるのでしょうか。
代表的なものを3つご紹介します。
小1に多い不登校の原因
- 母子分離不安
- 小1プロブレム
- 失敗体験によるトラウマ
上記3つの原因について、詳しくみていきましょう。
原因①:母子分離不安
小学校入学という大きな環境の変化で、戸惑うことも多い時期。
小学1年生では「母子分離不安」が原因の場合が多いです。
母子分離不安とは、母親から離れることに対する不安な気持ちのこと。
一般的に、母子分離不安は幼少期の子どもには当たり前にみられる心理状態です。
母親以外の人との接触に抵抗を示すようになり、不登校や行きしぶりに繋がることがあります。
原因②:小1プロブレム
「小1プロブレム」とは、子どもが小学校に上がる際に感じるさまざまな困難のことです。
小学校では、幼稚園・保育園とは大きく異なるカリキュラムでの生活がスタートします。
突然の大きな変化にうまく適応できなかったり、ストレスになったりするお子さんも多いのです。
- 学習の仕方(45分の授業、座学)
- 先生との関係性、距離感
- 学校生活の細かなルール
- 宿題、持ち物の管理
小1プロブレムによる不安感、戸惑いから、「学校が怖い」「行きたくない」という行きしぶり・不登校に繋がる可能性があります。
原因③:失敗体験によるトラウマ
学校生活のなかで、保育園・幼稚園時代とは違った失敗をお子さんが体験することもあるでしょう。
- 友達とトラブルになり、うまく解決できない
- 状況をうまく先生に説明できず、自分ばかり注意される
- 授業中にミスをして、恥ずかしい思いをする
こういった「トラウマ」体験をキッカケとして「学校が怖い」「教室が怖い」「クラスメイトからの視線が嫌だ」と感じてしまう子もいます。
不登校や行きしぶりの原因として、3つのきっかけをご紹介しました。
ただし、お子さん一人一人によってその原因や抱えている悩み、とりまく環境も異なりますので、この3つを参考にしつつ目の前のお子さんに向き合っていただければと思います。
小1の不登校・行きしぶりに多い原因は、1.母子分離不安、2.小1プロブレム、3.失敗体験によるトラウマ
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小学生の不登校の原因は?我が子の原因と対処法<専門家監修>
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【不登校の小学生】タブレット教材比較情報
小学1年生が不登校になった時、親はどう対応すべき?
小学校に上がったばかりの我が子に行しぶりや不登校がみられたとき。
親はどう対応すれば良いか非常に思い悩みます。
ここからは親の対応について、まず子供への対応の基本と、学校への対応の2点について簡単にお伝えします。
子への対応:親は不登校を否定せず、子供の気持ちに寄り添う
子供から突然、「もう小学校に行きたくない!」という言葉を聞いたとき、親御さんはきっと動揺してしまうでしょう。
まだ小学校に行き始めたばかりなのに…
ここで甘やかしたらずっと不登校になるかも…
そんな思いが駆け巡るかもしれません。
学校へ行って欲しいという親の焦りから、「早く学校へ行きなさい!!」と感情的になってしまう気持ちはよくわかります。
しかし不登校児の多くは、
"学校へ行きたい気持ちがあるものの、どうしても行くことができない"
という状態です。
ここで大事なのは、「学校に行きたくない」という子供の気持ちを否定しないこと。
学校に行きたくない原因が大人から見れば小さいことでも、子供にとっては大きな心の負担になっていることもあるのです。
子供の話に耳を傾けながら、
「お父さん、お母さん(祖父母でも)は、どんなことがあっても味方だよ」
など、子供が安心する言葉をかけましょう。
家庭は子供の心の充電場所です。
普段から子の話に耳を傾け、一人の人間として意見を尊重する姿勢を見せましょう。
▼より詳しい原因と対処法はこちら
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小学生の不登校の原因は?我が子の原因と対処法<専門家監修>
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親は不登校を否定せず、子供の気持ちに寄り添う
学校への対応:先生と連携し子供の学校生活をサポートしてもらう
不登校への対応を考える際、必要になるのは学校・先生との連携です。
学校でも、不登校に対するいろいろな取り組みがされています。
学級担任を中心に、学年主任、養護教諭、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、外部機関とも連携しながら、チーム体制で不登校への対応を行っています。
さまざまな視点から「その子にとって一番いい支援方法」を考えているのです。
学校と連携した不登校支援には、例えば以下のようなものがあります。
学校と連携した不登校支援
- 勉強についていけないことが原因の場合:学習の補助を付ける、別室での指導を行う。
- 心に関わることが原因の場合:スクールカウンセラーとの面談を設定し、お子さんと保護者の方をサポートする。
- 家庭内の問題が関わっている場合:スクールソーシャルワーカーなど、外部機関との連携を取りながら必要な支援を行う。
家庭の状況や保護者の方の考えを教えてもらい、それを踏まえた支援方法やアドバイスを共有していき、子どもたちを支援するサポーターとして、保護者と先生・学校とが連携していくようなイメージです。
子供に行しぶりや不登校の前兆が見られた段階で、担任の先生や学年の先生、スクールカウンセラーなど、相談しやすい相手で構いませんので、子供の状況や困りごとを学校側と共有しておきましょう。
子供の状況・困りごとを学校側と共有し、チーム体制で子をサポートする
小学1年生で不登校になっても出席扱いにする方法がある!
実は、学校以外の場所で学習を進めることで、不登校でも出席扱いにできる制度も増えています。
学校側は、教室へ戻るのがお子さんにとって「最善の対応」であれば教室復帰を促します。
しかし状況によっては、学校以外の施設(フリースクールや教育支援施設)への通学・ICTを使った自宅学習を検討するケースも少なくありません。
こういった学校以外の場所での学習日数も「学校の出席数」にカウントできる場合があるのです。
ただし、出席扱いとして認められるには「出席扱いの要件」と「校長の認可」が必要な点に注意してください。
以下「学校外の教育機関」「ICT等での自宅学習」の2パターンに分けて説明していきます。
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①学校外の教育機関で学習する場合
フリースクールなど学校以外の場所で学習している場合、学校外の施設へ通った分を出席日数にカウントすることができます。
ただし、出席扱いにするには「出席扱いの要件」を満たし、校長の認可を得る必要があります。
「出席扱いの要件」は以下の通りです。
出席扱いの要件
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
- 当該施設は,教育委員会等が設置する教育支援センター等の公的機関であること。(※ただし、公的機関に通うことが困難な場合は、民間の相談・指導施設も利用できる。民間施設が適切かどうかは、校長や設置者である教育委員会と連携をとって判断する。)
- 当該施設に通所または入所して相談・指導を受けることを前提とすること。
- 学校外での指導内容が学校の教育課程に適切と判断された場合には、学習の評価を適切に行い、指導要録に記入したり、通知表などで保護者や施設に伝えたりすること。
つまり、「適切な指導助言をしてくれる施設である」と校長が判断をして、了承が得られれば出席扱いにできるということです。
フリースクールや行政の運営する施設のような場所であれば、基本的には問題ないでしょう。
しかし最終的な決定権をもつのは「校長や設置者である教育委員会」である点には注意です。
在籍している学校に必ず確認をとるようにしてください。
フリースクールへの通所は基本的に出席扱いになる
②自宅でICT等を使って学習している場合
義務教育段階の不登校児童・生徒が、自宅でICTなどを使って学習をした場合、その分を出席日数にカウントすることができます。
ただし、学校外の教育施設を利用できない理由があること、対面の指導も定期的に行うことが前提になるので注意が必要です。
ICT学習の場合も最終的な判断は校長になるので、学校側との連携が必須となります。
ICTを利用した場合の「出席扱いの要件」は以下の通りです。
ICT利用の出席扱いの要件
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
- ICT(コンピュータやインターネット,遠隔教育システムなど)や郵送、FAXなどを活用して提供される学習活動であること。
- 訪問等による対面指導が適切に行われることを前提とすること。
- 不登校児童・生徒の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること。
- 校長は、児童に対する学習活動の状況について十分に把握すること。
- ICT等を活用した学習活動を出席扱いとするのは、基本的には学校外の機関で指導を受けられないような場合に適用されること。ICTであっても、対面指導は必須。
- 学習内容が学校の教育課程に適切であること。
ICT等を活用した学習活動を出席扱いにする措置は、今のところまだまだ件数が少ないのが現状です。
学校外の教育施設を利用できない理由が必要なうえ、「対面での指導」が必須という点も含めて、学校の先生との連携を密にしておく必要があるでしょう。
▼実際に家庭学習で出席扱いにした体験談はこちら
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小学生の不登校「すらら」を使って出席扱いに!認定までの流れや体験談を紹介!
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学校側(校長判断)が許可すれば家庭学習でも出席扱いになる、ただし週に1回対面指導を受けるなど条件あり
まとめ
年々増加している不登校児童ですが、その原因はその子によって十人十色。
児童本人にもはっきりとした理由が説明できない場合も多いです。
だからこそ、本人の気持ちに寄り添うこと、保護者が選択肢を知っておくことが重要になるでしょう。
その上で、担任をはじめとした学校側との連絡をこまめにとり、ご家庭の方針や希望、現在の状況を伝えてみてください。
この記事がお子さんに合った支援方法を探す助けになれば幸いです。
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